総会に寄せられたご意見・ご質問への回答②

昨日に引き続き、ＰＴＡ総会に寄せられたご意見・ご質問へお答えしていきます。

質問４

昨年度の決算報告より、部会活動費が予算額を大きく上回ったことが分かります。細かな支出内容は分かりかねますが、その部分を鑑みると、今年度予算案で計上しておくべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。

決算報告にも注目し、ご意見をくださりありがとうございます。

ご指摘の通り、総会資料６ページの令和６年度ＰＴＡ会計執行報告書の部活動活動費は大きく予算額を上回り、約８万円の赤字の報告となっております。

部活動活動費の内訳の中についてご説明させていただくと、１番の大きな支出は学習発表会時に販売した『川上小樽煎餅』の準備費用でした。皆様から多数ご購入いただき、用意した１０００セットすべてが完売となり、約９万５千円の利益がありました。この利益に関しては、部活動活動費ではなく、雑収入としてＰＴＡ収入に戻しております。このことから、厳密にいうと赤字とはなっておりませんので、今年度の予算額も同額程度を設定しております。

今後は雑収入などの詳しい報告も、会員の皆様にわかりやすいよう発信していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

質問５

前年度からの繰り越し金額が増える一方かと思います。会費を残しておくことの必要性や重要性もあるのかと思いますが、会費を残していくということは、卒業していき、川上小学校に在学しない家庭の会費も年々積み立てられていることになるのではないかと思います。特別会計もあることを考えると、今年度の会費分は今年度で有効活用する方向で活動してはどうでしょうか？

繰越金・特別会計に関するご意見をいただきありがとうございます。

川上小学校では、前期５月・後期１０月に分け、ＰＴＡ会費の引き落としを

学校を通して行っております。この前期５月の引き落としがＰＴＡの収入として

入金されるのは例年６月頃となっております。

４月～６月は、新年度の授業用の資料、入学式・運動会など学校行事、ＰＴＡ活動費、互助会加入費などかかる出費も多く、会費が入るまでの期間を見越して繰越し金にて運用しております。

繰越金の額だけを見ると、お子さまが在籍されている間に支払った会費がお子さまのために使用されていないと感じられるかもしれませんが、お子さまが入学されたばかりの時も、前年度の繰越金が使用されておりました。

また、繰越金の多くは前年度の雑収入を中心としており、昨年度でいいますと、川上小樽煎餅の販売で得た利益、リサイクル部の資源回収で得た利益などです。ご理解いただければ幸いです。

また、特別会計に関してですが、特別会計のために徴収している会費はなく、皆様からお預かりした会費はすべて予算に計上しております。

特別会計については「特別な事業の実施」の際に使用するためのものになります。

前年度からの繰り越し金額が増える一方…と仰っておられるのですが、近年の利用としては、令和５年度の１５０周年記念事業・プレハブ校舎の引っ越しなどで利用しております。また、災害や異常気象などの影響でお子さまが学校でいつもの学習ができなくなった時などの対応に、備えは必要だと考えております。

予算に計上した会費は、学校行事・各活動部会に分配しております。しっかり子ども達・保護者の皆さまに還元できるように運営していきますので、ご理解をよろしくお願いいたします。

質問６

新設されている図書費の増額を希望します。川上小学校は、図書活動も充実しており、大変ありがたく思っております。図書室の本を、良質かつ、子どもの興味のある本の購入に充ててもらえると嬉しいなと思います。

児童数も増えているので、人気のシリーズ本などは、２冊購入を検討していただくのも良いのでは、と思っております。

昨年度より、ＰＴＡ予算に加えた図書費ですが、昨年度はＰＴＡ図書として人気のある本・話題の本を新しく５８冊購入することができました。子ども達に図書室で読んでもらったり、貸出をおこなったり、川上小学校の読み聞かせボランティアの“おはなし会”のみなさまに読んでいただいたりと、子ども達にも新しい本は大変好評だったと伺っています。会員の皆様にもＰＴＡ図書をぜひご利用いただきたいと思います。

川上小学校は児童数が、市内２位と大変多いので、子ども達や会員の皆様がいつでも図書室の本を楽しむことができるよう、今後とも会費を活用して図書の充実を図りたいと考えております。

昨年度は、学校側で購入する本を選んでいただきましたが、今年度からは児童・保護者からの意見も参考にしたいので購入図書の希望アンケートを実施する予定です。ぜひ、アンケートでもリクエストやご意見をお寄せください。今年度の会費の動向も見て、今後の図書費予算も検討してまいります。

会費の活用案、図書費について貴重なご意見ありがとうございました。

質問７

他の小学校から転校してきました。

転校前の小学校で役員をしていたので、役員や部員を免除していただくことはできませんか？

川上小学校へようこそ！保護者・お子さまともに生活には慣れましたか？

早速、ＰＴＡ活動部会アンケートや、総会の書面決議にご協力くださりありがとうございます。

小学校によって地域の環境、人数や規模も違うため、ＰＴＡのかたちはそれぞれ異なると思います。

川上小学校では、ＰＴＡ活動部会アンケートは毎年行っており、参加できそう・やってみたい・興味のある活動を選んでお答えいただいております。

川上小学校は東広島市内でも世帯数が多いため、できるだけたくさんの方に参加してもらえるよう、お子さま１人につき１回程度という目安を設け、基本的には活動経験のない方を優先して選出しています。しかしながら、１度部員や役員での活動をしたら“活動ができない”わけではありませんので『免除』という選択肢は設けておりません。

川上小学校のことを知り、他の保護者の方と知り合うきっかけともなりますので、可能であれば、ぜひご参加ください。転校前とは環境が変わり、川上小学校では部会活動への参加が難しいという場合は、コメント欄に他校での活動履歴や理由などをご記入ください。

ＰＴＡ会費を納めたり、アンケートやお知らせに目を通していただいたりすることをはじめ、各行事での単発のボランティア参加・資源回収の協力・ウェブベルマーク登録など“できるときにできることを”の積み重ねも、子ども達の通う小学校への大きな力となります。

今後ともご協力よろしくお願いいたします。

質問８

制服の着方、靴をかかとで踏む、髪を染めている子…登校班の時間を守れないなど…一部ではありますが、気になります。川上っこの決まりにも記されてるので、

学校、ＰＴＡ、保護者で何か改善できる策はないのでしょうか？

できる範囲内で協力をさせていただきたいと思っております。

ご意見いただきありがとうございます。

『川上っ子のきまり』は、子ども達が安全に、安心して学校生活を送るために作られているきまり(規則)です。

先生方がいまの子ども達の実態をふまえた上で、近隣の小中学校(磯松中学校・平岩小学校)とも協議しながら決めておられます。子どもの成長を妨げないため、事件や事故から子どもを守るため、またまわりのお友達とのトラブルにならないようにするために決められています。

学校に確認すると、『川上っ子のきまり』が守られていない場合は、その都度、担任などが児童本人や保護者に個別に話をするようにしているとのことでした。なるべく早く改善できるよう話をしているとのことですが、早急な改善が難しいこともあり、継続して取り組んでいるとのことでした。

『川上っ子のきまり』は、保護者の方向けと児童向けの２種類が配付されていますが、保護者の方がきちんと読んでどんな規則なのか把握されていないため、きまりが守られていない場合があります。

ＰＴＡとしても、『川上っ子のきまり』をめぐって、子ども同士でトラブルになった事例があることから、いつでも見返すことができるようホームページ上にも『川上っこのきまり』を掲載することにしています。

川上っ子のきまり

今後も皆さまが『川上っこのきまり』を共有できるよう情報発信してきます。

また登校班についての意見交換の場が必要な場合は、必要に応じて安全部が学校にて地域懇談会をひらくことも可能です。地域の安全部へご相談ください。

きまり(規則)があるのには理由があります。

もし川上っ子のきまりを読んで、理由がわからず納得がいかない、または変えたほうが良いと思うものがある方は、お子さまにきまりを教えない・守らせないのではなくＰＴＡまたは学校へお申し出ください。

以上、今年度の総会に寄せられたご意見、ご質問への回答となります。

今年度もどうぞご理解とご協力をよろしくお願いいたします